特設ジムでファイティングポーズをとる左から妹の真子さん、姉の紗暉さん
特設ジムでファイティングポーズをとる左から妹の真子さん、姉の紗暉さん

OPBF東洋太平洋スーパバンタム級3位 山田 紗暉(19歳)

アトム級日本チャンピオン 山田 真子(17歳)

 

糸島発の女性ボクサー、夢はばたく山田姉妹

 

「女亀田兄弟」として、ひと時マスコミをにぎわして早や6年。山田姉妹の姉はプロボクサーとして東洋太平洋スーパーバンタム級3位に、妹はプロキックボクサーとして、アトム級の日本チャンピオンになっています。実際のボクサーにお目にかかることはまずないので、対戦させてもらおうと意気込んで伺ったのですが、お二人の練習を見て腰が引けると同時に、親父さんが私でもヘタをすると骨折しかねないといわれたので、やむなく断念せざるを得ませんでした。

お二人とも親父さんが勧めた訳でもないのに小学二年生くらいから空手を習い、その後ボクシングジムに通い、姉はパンチの方に興味があったのでそのままボクシングを続け、妹はキックボクシングの女子キックボクサーに憧れてキックにしたそうです。

ボクサーといえば過酷な練習がつきものですが、二人ともご多分にもれず、朝のロードワークを終えると、夜6時半から西区の拾六町のジムに通い、その後新宮の錬成塾で深夜12時まで練習し、さらにその後、親父さんの自宅のジムで練習を重ねているとか。送り迎えする親父さんも大変です。ジムが休みの日は、前原南の自宅横の特設ジムでトレーニング。自宅のジムには己を奮い立たせる言葉や目標が掲げられ、おそらく自分に負けそうになった時に、読み返すのでしょう。姉の試合は昨年11月に中津のダイハツ九州アリーナでメインイベントとして行われ、見事4ラウンドKO勝ちを納めました。妹は27日に東京・新宿FACEでタイトルマッチ初防衛戦が行われ、判定勝利しました。姉妹ともに現在無敗記録を更新中。二人とも素顔はとても可愛いのですが、いざファイティングポーズを取ると急変し、戦闘モードに入ります。姉妹は糸島の誇りなので応援してください。

 

山田 紗暉 Saki Yamada

プロボクサー・バンタム級 フジタボクシングジム所属

国内最年少プロボクサー、国内最年少プロデビュー、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級3位

キック時アマ戦績/60戦49勝9敗2分

プロ戦績/5戦5勝2KO無敗

趣味/お菓子作り・裁縫

 

山田 真子 Mako Yamada

プロキックボクサー・アトム級 連成塾所属

第2代J-GIRLSアトム級王者、J-GIRLSジュニア50キロ級王者

アマチュア戦績/89戦79勝7敗3分

プロ戦績/7戦5勝2分無敗

趣味/洋服・ネイル

 

連絡先/090-4999-4242

 

http://yamada-sisters.net/

 

※2012年1月取材時の情報です。