第4回ツール・ド・糸島

自転車って、やっぱり気持ちいい!

 

 4月15日。糸島で行われた自転車のイベント「ツール・ド・糸島」に、いとしまにあ編集部イチの自転車好き、コンも参加してきました。

 今回で第4回を迎える「ツール・ド・糸島」。毎年フランスで行われている、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」をもじってつけられたこのイベント名の意味は「糸島一周」。レースではなく、自然と調和のとれたこの糸島を肌で感じながら、自転車を楽しむイベントなのです。今回の参加者数はなんと400人近く。児童に学生、サラリーマンに主婦、そしておじいちゃんおばあちゃんと年齢層は幅広く、県外からお越しの方も多数いらっしゃいました。コースは「登坂あり・約75km」の経験者向けAコース、「平坦な道・約30km」の初心者向けBコースの2種類があり、事前の申し込みの際に申請します。初心者の私は仲間とチームを組み、Aコースに(無謀にも)挑戦しました。

 糸島市役所志摩庁舎の駐車場にてささやかな開会式があり、9時半より北に向かっていざスタート。といっても一斉にスタートしては大変なことになってしまうので、3・4人ずつに分けて順次スタートします。イベント中は交通規制をしていないので、自転車の横を車が普通に通っていきます。信号もありますので、参加者は一列に並び、のんびりと、かつ安全に配慮して走っていきます。

 Aコースはスタートして野北を過ぎると間もなく、彦山の3kmヒルクライム(登坂)があります。延々と続く坂道で体力を奪われますが、頂上からの眺めは壮観で、写真を撮られている方もいました。そこから一気に下り、桜井を抜け、九州大学を横に見ながら、西区の横浜を左に曲がります。そして今津・小田を経由して西浦を目指します。二見ヶ浦の潮風を受け、伊牟田を右折して再び野北へ。野北を直進して少し行くと、左手にエイドステーション(休憩所)があります。「御飯屋おはな」さんの駐車場で、フルーツやお菓子、飲み物などをいただいて疲れを癒します。適度に休憩をとったら後半戦。今度は芥屋方面へと向かいます。ここまでが約39kmです。

 志摩中を過ぎ、芥屋のゴルフ場の先の信号のない交差点で左折。岐志を越え、松原の交差点を直進。師由の加布羅で左折します。川の横を走り、イオンSC志摩店を通り過ぎます。そして見えてくる初の交差点で左折。そこから再び松原の交差点を目指し、松原の交差点を右折したら、今度は芥屋を目指します。芥屋を過ぎて野北を右折。そして志摩庁舎でゴールです。エイドステーションからここまで約35kmでした。ゴールすると「御飯屋おはな」さんのお弁当が貰えるのですが、これがすごくおいしいのです。疲れた身体に染み渡ります。

 走り終わった人たちは皆笑顔で、あれだけの運動の後だというのに、出発前よりも賑やかな雰囲気に包まれていました。体力がないので途中でチームメイトに置いて行かれましたけど、実に気持ちのいい運動になりました。次の機会までにもっと鍛えなきゃいけないなぁと反省もしています。

 最近は自転車の話題をよくニュースでも見かけますね。交通事故やマナーの悪さなど、その多くはネガティブな事ばかりです。「自転車」というモノが生活に近すぎるが故に敷居が低く、ルールやマナーが軽んじられているのではないでしょうか。一人ひとりの意識を変えて、もっと自転車の住みよい国に、この糸島から変えていければいいなぁと思う今日この頃です。

 

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