iTOP裏側探検隊!メンバーに突撃インタビュー! 作/中家 芽衣
吉竹 恒
九州大学大学院 工学府
航空宇宙工学専攻修士1年
趣味:野球(ホークスファンです☆)
一言:iTOPと留学生活とで毎日充実した大学生活を送っています♪
今回は、iTOPの一番大きな活動である科学教室プロジェクトのリーダーをしている吉竹さんにお話を聞きます。今回はなんとイギリスからの中継です!!
記「こんにちは〜!今日は吉竹さんを大解剖したいと思うのですが、イギリスでの週末はどんな風に過ごしているんですか?」
吉「いきなりだね。(笑)運動したり友達とご飯食べたりとかかなぁ。あんまり変わんないね。」
記「おー。楽しそうですね。ごはんってやっぱり美味しくないんですか?」
吉「まずい。致命的にまずい。(笑)痩せたしね〜。自分で作るか、冷食食べるかな。」
記「噂は本当だったんですね…。ちなみに留学はいつからいつまでの予定ですか?」
吉「去年の七月の頭から、今年の同じ時期までかな。」
記「もうすぐ帰国ですね。ところでiTOPに入ろう思ったきっかけは何だったんですか?」
吉「論理的思考法や問題解決に興味を持って本で勉強していたら、それを実践に活かさないかって先輩に誘われたんだよね。」
記「本で勉強したことを実際に試してみる機会はありましたか?」
吉「たくさんあったね〜。例えば企画書をつくるときにも、どれだけきちんと論理立てていけるか、考え方に飛躍がないか、相手を説得できるかとか本で学んだことを活かしてやっている。」
記「へぇー。しっかり実践に移していてすごいですね。今、吉竹さんは科学教室プロジェクトのリーダーをしていらっしゃいますが、それを立ち上げたきっかけは何だったんですか?」
吉「僕ら九大生が自分たちの持つ強みを活かして地域に貢献できるとしたら、教育面での貢献という形が頭に浮かんだんだよね。僕は航空工学を学んでいるし、かつ地域の方も身近に感じられるようなもの、とすれば科学教室という形態で子どもたちとふれあう様な場ができれば良いんじゃないかって思った。このプロジェクトを通して僕たち九大生が小学生に科学の面白さを伝えることで、伊都が理想の学研都市となるきっかけになれば一番良いと思う。」
記「なるほど。その科学教室ではどんな活動をしているのですか?」
吉「iTOPの科学教室は一味違って、大学生が大学で学ぶ専門分野の本質を、小学生にもわかりやすい形で説明し、その後、実際にモノを作って遊んで体験してもらうという内容になってる。例えば、紙飛行機教室では飛行機がなぜ飛ぶのかを説明し、実際に紙飛行機を作って飛ぶ仕組みを体験してもらったりする。この理論から実践のプロセスを通じて、子ども達に科学に興味をもってもらうだけでなく、『どうやったらもっと飛ぶのかな』『なんで曲がるのかな』といった疑問を通じて、子ども達の『考える力』を養っていきたいね。」
記「なるほどなるほど。吉竹さんはイギリスからリーダーとして頑張ってらっしゃいますが、何か心がけていることはありますか。」
吉「距離が離れているから難しいけど、やっぱり一緒に活動してくれる“人”が一番大事だから、みんなの心の管理とか、なにげない言葉、ささいなことでも感謝することを忘れないこと、そういうところに気を付けているかな。」
記「そうなんですね。今日は貴重な睡眠時間(時差のため現在午前四時!)を削ってのインタビュー、どうもありがとうございました♪」